江の島へGO!

今日はいいお天気の中、超久しぶりに江の島に行ってきた。きっかけは新聞販売店で江の島で使えるセット券をペアでもらったから。もらったのは先月だったのだけど、なかなか行く機会がなくて、券の使用期限であった今日、やっと行かれたというもの。本当は大船からモノレールで行こうと思っていたのだけど、前2日間の大掃除でアレルギーが出てしまったこともあって、急遽、あひる号で行くことになった。でも道路の渋滞もなく、鎌倉まで30分で到着。そのまま、まぶしく光る相模湾雄大な富士山を眺めながら134号を通って、無事に江の島に到着した。

実家からも近い江の島だけど、ここを訪れるのはもうウン十年ぶり(苦笑)。なかなか来ないよなあ。気づけば入り口に大きなスパとかできてるし。最近、ときどきテレビでも観かけるようになった。また人気になってるのかな。
弁天橋を渡って、早速島内へ。狭い参道にはお店がたくさん並んでいる。それを眺めつつ、坂を上っていくと、赤い鳥居と江島神社の門が見える。

本来ならここから長い階段が続くのだけど、今回の券にはエスカーと上にあるサムエルコッキング苑、シーキャンドルの昇塔料がセットになっていたので、ここから早速、エスカー乗り場へ。

エスカーってつまりはエスカレーターなのだけど(苦笑)、これが江の島にできたと聞いたときは面白いって思ったなあ。山をエスカレーターで上るってあまり聞いたことなかったし(笑)。
最初のエスカーに乗って到着するのが江島神社。ここは日本三大弁天とされていて、海運、漁業、交通のほか、幸福・財産を招き、伎芸上達の神として信仰されている。また、昔、鎌倉には5つの頭を持つ龍がいて、悪行を行っていたのを、天女(弁財天)が天から舞い降り、天女に恋心を抱く五頭龍を諭し、悪行をやめさせたという江島縁起(伝説)があるという。そんな伝説に由来した龍を祀った江の島弁才天の龍 の銭洗があるのは、2つ目のエスカーに乗ると行かれる辺津宮(下の宮)。

ここでしっかり小銭を洗い、お参りもしてきた。ここ江の島にはたくさんの龍がいるので、辰年のお正月にはにぎわいそうだ。
そして3つ目のエスカーを降りて、ここからまた参道を上っていくとあるのがサムエルコッキング苑。ここはイギリスの貿易商だったコッキング氏の別荘があった場所で、私財を投じて作られた広大な庭園。現在は、めずらしい植物などが観られる植物園となっている。残念ながらこの季節にはあまりお花などはなかったけど、たくさん植えられたチューリップがすでに色づき始めていたのがかわいかった。
この庭園の一番奥にあるのがシーキャンドル。江の島のシンボルにもなっている灯台だ。

早速、エレベーターで屋内展望室まで上がる。目の前にぱっと広がる海、そして腰越海岸と鎌倉の街。遠く、ランドマークやベイブリッジまで見ることができる。さらに階段でもう1階分あがって、屋外展望台へ。さすがに風は強かったけど、きらきらの海と富士山が本当にきれいだった。

富士山と相模湾

腰越海岸
そういえば、展望室ではすでに日テレのスタッフさんたちが、お正月の大学駅伝の放送準備をしていた。ここからも中継するのね。


しばらくシーキャンドルからの眺めを楽しんだあと、さらに先へと伸びる道があることが分かったので、そちらへ行ってみることにした。
おそらくこんなに奥まで来たのは初めてのような気がする(全然覚えてないけど。苦笑)。その先はやはり狭い道の両脇にいくつかお店があり、さらに歩いて行くと「恋人の丘」や江の島神社の3番目の宮「奥津宮」、伝説になっている龍が屋根の上にいる「龍宮」(わだつみのみや)などがあった。

大迫力のお宮の上の龍


そして島の一番南側にあるのが稚児ヶ淵。ここは波の浸蝕で削られ海蝕台地となったところが、関東大震災によって隆起したものらしく、なんだかとても不思議な風景だった。この隆起した台地がかなり広い範囲に広がり、磯遊びが気軽にできる。この日は風は冷たかったけど、日差しがあたたかく、ここで遊んでいる人もたくさんいた。


この先、岩屋橋を渡っていくと波の浸蝕でできた洞窟、江の島岩屋がある。ここが江の島神社の奥の院となっていて、修行なども行われたらしい。この日は見学はしなかったけど、数々の石像なども残っているということなので、次の機会には入ってみてもいいかも。


実は、この稚児ヶ淵。行きは階段をどんどん下っていくだけなのだけど、帰りはその階段を自力で上らないとならない。しかも一段ずつがかなーり高くて、超ヘビーだった(ふう)。でもなんとか上り切り(当たり前だけど。苦笑)、お腹も空いてきたので、途中のお店で一休みすることにした。注文したのはコレ!

釜揚げしらす
しらす一匹ずつが大きくて、とてもふっくらとしていて本当においしかった〜。


さて、その後、島を後に向かったのは「江ノ島新水族館」。こちらも新しくリニューアルされてから訪れたのは初めて。以前は3つくらいに建物が分かれていたのだけど、新しくすっきりと一カ所に集約されて見やすくなっていた。

ふぐさん

エイさん

そして「えのすい」といえば、この方たち。


いろんな色や形のくらげさん


ちょうどショーの時間になったので、スタジアムへ。

まず登場したのはアシカさん

そしてイルカとトレーナーさんたちのショー「きずな」へ。ほかの水族館と違って、あまり大掛かりなショーではなかったけど、トレーナーさんたちとイルカたちが仲良く、息を合わせてやってる感じがよかったかも。あまり無理なことをさせない方がいいものね。最後にはそれぞれ大きなジャンプも見せてくれてかっこよかった。

まずはオキゴンドウさんの豪快なジャンプ!

そしてバンドウイルカさんたちの華麗なジャンプも。この子たちはなんと、日本で唯一の水族館生まれ4世らしい。


とても久しぶりな江の島散策だったけど、お天気にも恵まれて、とっても楽しかった。思いのほか、人も多かったし。近いのになかなか来る機会が少ないけど、またぜひ、遊びに来てみたいな。